犯罪・刑事事件の解決事例
#賃料・家賃交渉 . #借地権

【借地】多数の利害関係人と調整の上、地代改定を実現

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山﨑 恒平 弁護士が解決
所属事務所山﨑・新見法律事務所
所在地東京都 千代田区

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

長年管理しきれていない貸地が複数あり、かなり古い(30年以上前のものもあり)借地契約しか残されていないという状況でした。このため、①現在の居住者がはっきりしない、②更新契約が締結されていない、③地代改定が長年なされていない等といった問題がありそうでした。

解決への流れ

①各貸地上の建物の登記調査や、住民票・戸籍請求等を行い、現在の居住者や建物所有者を調査しました。②現存している全ての契約書を法的見地から見直し、問題点を洗い出しました。その上で、必要事項を盛り込んだ内容の更新契約の締結を目指し、各借地権者と交渉を行いました。③各種経済指標等を調査の上、裁判上でも耐えられる程度の資料を備えて、地代改定を各借地権者に対し求めました。多数の貸地があったため時間を要しましたが、最終的にはいずれも、ご相談者の納得のいく範囲内で合意が得られました。

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山﨑 恒平 弁護士からのコメント

特に古い借地契約は、最低限の内容しか盛り込まれていないものも多く、地主の立場から見て不十分なものも多々見受けられます。また賃料改定については、契約の定め方の他、各種指標をベースにどのような数値設定・交渉方針を立てるか等、緻密な検討が不可欠です。貸地の管理等でお困りの場合は、是非ご相談ください。