この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
オーダースーツの販売店において,完成品を受け取りに来たのは注文者の代理と称する人物でした。販売員が問題ないと判断して商品を引き渡したところ,後日注文者本人からクレームが入り,代理を頼んだ覚えはない,誠意を見せろとの要求がなされた事案でした。要求者の見かけはいかにも暴力団員のような風体をしているとの情報がありました。
解決への流れ
不当要求事案と認定し,弁護士から要求者に対し要求を拒絶する旨を伝えたところ,要求者はあっさりと引き下がった。
暴力団員をはじめとする反社は,弁護士が介入したことを認識すると,あっさりと要求を諦めることがほとんどです。この事例でも意外なほどにあっさりと要求を取り下げる結果となりました。