この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
顧問先の企業では、生成AIを利用した新サービスをリリースすることを検討していましたが、類似するサービスも少なかったため、新サービスから生じるリスクに適切に対処するための規約等の整備を必要としていました。
解決への流れ
生成AI特有のリスクを考慮した上で、将来トラブルが生じるのを可能な限り避けるために、利用規約等の整備を行いました。過度な免責規定などを設けてしまうと利用自体が敬遠される可能性もあったことから、リスク回避の必要性と利用促進の必要性とのバランスを考慮しつつ、利用規約等を整備しました。
当事務所では、私自身がWebサービスを運営していたこともあり、新規事業に関するご相談に数多く対応しています。弁護士としては、考えられる全てのリスクを軽減・回避したいと考えることも少なくありません。しかし、リスクを回避しようとするあまり、UXを著しく低下させてしまうようであれば、元も子もありません。ユーザーのことも十分に考えつつ、可能な限りリスクも回避するために、新規事業に関する規約等の整備を検討されている方は、お気軽にご相談ください。