この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
万引きで銀行勤めの母が逮捕されてしまいました。職場には風邪で休んだと伝えましたが、警察でも本人と接見ができず途方に暮れていました。
解決への流れ
相談を受けた後、直ちに接見に出向いて状況を把握するとともに、本人には直ちに被害店への謝罪文を書いてもらいました。翌日、謝罪文と家族から預かった所持金をもって、被害店への丁重な謝罪と被害弁償を行い、ご相談者を身元引受人として、家計を支える本人が仕事を失った場合には家族の経済的困窮が差し迫ったものであること等を記載して準抗告の申し立てを行い、無事に相談から2日後に身柄の釈放を実現しました。
その後、在宅のまま起訴されましたが、執行猶予も付き、何とか勤務先には秘匿したまま事なきを得、仕事を失わずに済みました。一度は勾留決定を受けてしまいましたが、勾留決定前からあらゆる手段を尽くしたことが、早期の身柄釈放に結びついた事例でした。刑事事件はとにかく時間との勝負です。まずはためらわずにご相談ください。初回接見契約を締結後、速やかに接見に出向きます。