この事例の依頼主
40代
相談前の状況
ご依頼者は,少年の母親でした。裁判所の呼び出しに応じて少年と一緒に裁判所へ行ったところ、そのまま鑑別所への行くことが決まってしまいました。観護措置が継続すると、少年は学校に行くことができず退学になってしまうとのことでした。また、学校に今回の件が知られてしまうと、それによっても退学になる可能性が高いとのことでした。
解決への流れ
裁判官や調査官に事情を説明し、観護措置の取消を求めたました。調査官は観護措置の取消に反対の意見を述べていましたが、裁判官を説得し、観護措置の取消が認められました。結果的に、少年は学校に今回の件が知られることなく通学できるようになり、退学にもならずに済みました。
観護措置の取消が認められなければ、退学になる可能性が非常に高いケースでしたが、早期に裁判官や調査官と連絡を取り合い、打合せを重ねることで最悪の事態を避けることができました。