この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
ビルオーナーが店舗を売却しようと、複数あるテナントのとの間で立ち退き交渉を行っていたが、1軒だけ立退きに応じず、交渉が難航してご相談に来られる。
解決への流れ
ビルオーナーが売却しようとしたビルは、築50年を超えて老朽化しており、耐震性にも問題があった。そのような問題に加え、正当な立ち退き料を提供し、正当理由を補完した上で、建物明渡訴訟を提起した。最終的に和解をしたビルオーナーは、ビル（敷地も）を売却し、期待した利益を得ることができた。
本件のような場合には、積極的に訴訟を提起すれば、立退料の金額の問題になり、和解を成立させることによって、テナントの立退きを実現できることが多いです。「訴訟」というと尻込みをされる方が少なくありませんが、迅速に目的を達成する手段として、まずはチャレンジしてみることが重要です。