犯罪・刑事事件の解決事例
#加害者 . #盗撮 . #痴漢 . #少年事件

高校生が相手女性の胸を触ったり,盗撮行為を繰り返したが,少年院に行かずに済んだ事例(少年事件・自白事件)

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清水 淳平 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人仙台駅前法律事務所
所在地宮城県 仙台市青葉区

この事例の依頼主

10代 男性

相談前の状況

息子が被害女性の胸を触り,警察沙汰になってしまいました。また,警察の取調べにより息子には複数の盗撮行為の余罪があることが発覚しました。今回の事件により息子は少年院に行ったり,学校を退学になったりしないか心配になったので弁護士に相談をしました。

解決への流れ

まず,胸を触られた被害女性に対しては依頼後に示談の申出をし,被害届の取下げをしてもらいました。また,複数の盗撮行為に対しては携帯電話のカメラ機能を利用してされていたため,依頼者の親にしか携帯電話のカメラ機能の暗証番号を把握できないようにロックをかけ,自由に携帯電話のカメラ機能を利用できないようにしました。警察には以上の経緯を詳細に説明し,事件が軽微であることを強調し,簡易送致という形で少年院に行かずに終結しました。

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清水 淳平 弁護士からのコメント

原則として,少年が犯罪行為等をすれば宮城県と県警との協定に基づき,警察から事件の概要につき学校に通報がされます。この案件については早期に被害者と示談をし,かつ,盗撮行為についても機能的に同行為を防止できる旨を強調したことで,学校への通報を阻止できました。また,性犯罪の被害者は被害感情が高いために示談が難航する可能性があります。当事務所としては上記複数の困難があっても粘り強く解決に向けて全力を尽くします。