この事例の依頼主
男性
相談前の状況
泥酔した知り合いの女性に抱きつかれ性行為を誘われたため、被疑者は同意のうえ性行為を行ったが、後日女性から強姦致傷罪で刑事告訴されたとして相談を受けた。
解決への流れ
身柄不拘束のまま警察の厳しい取り調べが連日続いたが、取り調べ後に毎日事務所で打ち合わせを行なって対応を協議し、また連日の自白を強いる取り調べに対し警察へ抗議し、検事調べの際は検察官に上申するなど弁護活動をした結果、被疑者は嫌疑不十分で不起訴となった。
本件は身柄不拘束の事件であったため、取り調べに対する対応などを十分に協議することが出来たことが大きいです。強姦事件で告訴が出ている場合、否認する被疑者に対する警察の取り調べは相当厳しいことが予想されたため、取り調べ前の段階で弁護人の選任を受けたことが大きかったと思います。