この事例の依頼主
50代
相談前の状況
「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)にいわれのない誹謗中傷を書き込んだ人物を特定してほしい。」というご依頼を受け、海外法人である2ちゃんねる運営主体に対して発信者情報(IPアドレス)開示請求仮処分を申立てました。
解決への流れ
フィリピン法人である2ちゃんねる運営主体に対する仮処分申立が認められ、2ちゃんねるから経由プロバイダのIPドレスが開示されました。そのIPアドレスに基づき、複数の経由プロバイダに対する発信者情報開示請求を行い、最終的に書き込んだ人物を特定に至りました。その後、書き込んだ人物に対する慰謝料等の損害賠償請求訴訟において、発信者特定に要した弁護士費用等を含む損害賠償額が裁判所によって認められました。
ご依頼者様は、書き込んだ人物を特定できたことで,いわれのなく傷つけられた名誉を回復できた点、特定に要した費用を含む損害賠償請求が認められた点を非常に喜んで頂けました。2ちゃんねるからIPアドレスが開示された後も、経由プロバイダ等との発信者情報開示請求の交渉は困難も大きかったですが、書き込んだ人物の特定ができ、大きな成果を上げることができました。