この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
普段、普通の生活を送っている人が、運転中、ボーッと考え事をしていたら横断歩道を横切る人を見落としてはねてしまい、相手が死亡し、臨場した警察官に逮捕・勾留された・・・というような、普通の社会人が、たまたま落ち度が大きい死亡交通事故を起こしてしまったというような事件の弁護依頼。※保険会社代理店から紹介されることが多く、類似事案多数。
解決への流れ
居眠り・過労・スマホ運転のどれかではないかという取り調べが結構多いが、そこはきちんと接見で、違うところはきちんと違うと言わないと思わぬ不利益を被ることがある点を説明。家族が狼狽したり悲観に暮れてしまうことが多いので、家族ケアを重視して進め、示談交渉の中では自動車保険に関する質問も結構来るので、保険の細かい説明などもして、刑事事件としては厳重処罰を求めないという書面を取り付けて執行猶予や罰金の結果を獲得。※なお、罰金は事故自体、被害者側にも相応の落ち度がある場合でない限りまず来ないので過大な期待(希望)は抱かないで欲しい。
執行猶予が堅い事件については弁護士費用は相応に減額して受けている。運転手・家族、被害者遺族などへの丁寧でわかりやすい説明を心がけ、関係者の不安を減少するよう努めている。