この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
入居を楽しみにしていたが、不動産業者に再三楽器演奏のことを伝え、物件の決め手にしていたのに、実際にはエアコン設置ができない部屋であることが判明し、決済前に解約したいがどうすればいいかわからないとの相談を頂戴した。
解決への流れ
契約不適合を理由に解除を主張、実際には諸事情考えると難しい主張でもあったが、交渉をしていくうちに相手方の発言にもほころびがあった。その点をついて、手付金相当の支払いでの解約とすることで終了した。
訴訟になった場合の見通しを前提に、法的に負けてしまう可能性が高い場合であっても、何とか相談者の境遇を考慮して、主張や交渉手法を工夫して、少しでも多くの利益をもたらせる方法がないか、常に考えております。自分の信じた通りの交渉ができ、依頼者にも感謝いただましたので、とても満足することができた事件です。