この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
一時の浅はかな気持ちから店舗に侵入し、店舗の備品を盗んでしまった。一度のみならず、数度同じことを行ってしまった結果、遂に犯行が発覚し、刑事事件となってしまった。刑事罰を受けると仕事が続けられなくなるかもしれない。
解決への流れ
被害店舗に弁護人を通じて謝罪を申入れ、被害弁償と示談を行いました。被害店舗の責任者の方が理解を示してくれ、示談を受け入れてくれたことで刑事処分は不起訴となり、終了しました。その結果、仕事を失うことなく生活を続けることができました。
比較的軽微な類型の事案であれば、示談成立が不起訴に結びつくことがあります。しかし、前科・前歴がなくても同種の犯罪を繰り返しているなど悪質性が高い場合には、刑事処分の見込みが高まります。刑事処分があり得る事案では、示談、家族の協力を含めた生活環境の調整、職場との調整などできることを尽くすことが大事です。