この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
50代男性の自営業をされていた方からの相談でした。消費者金融等から400万円近くの借金がありましたが、収入がかなり少なく、返済は厳しい状況でした。ところが、その方は不動産を所有しており、その不動産は自営業にどうしても必要なものでした。
解決への流れ
破産になった場合、不動産は手放さなければならなくなりますが、そうなると自営業もやめざるを得なくなります。年齢的に転職先を探すのは難しいと予想され、生活費を確保するためには自営業をやめるわけにはいきませんでした。そこで、毎月少しずつ分割弁済をするという任意整理の方法での解決を図ることになりました。各債権者に事情を詳しく説明して交渉した結果、7年近くの長期間での分割弁済の合意をとりつけることができました。7年という長期間ではありますが、毎月の支払額をかなり低額にすることができたので、自営業を続けながらがんばって支払いを続けていらっしゃいます。
借金問題には、いろいろな解決方法があります。1人で悩まず、弁護士にご相談ください。