この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
新築3年目の注文住宅でしたが,至る所から漏水が見つかり相談に来られました。設計・施工会社に調査をしてもらっても原因がよくわからないとのことで,大変困っておられました。
解決への流れ
欠陥住宅調査及び修繕に豊かな実績のある一級建築士とともに壁の一部をはがすなど徹底した調査を行い,止水工事不良が広範囲にあることを突き止め,交渉により設計・施工会社による修繕と慰謝料等の損害賠償を勝ち取りました。
欠陥住宅は,弁護士の法律論だけでは戦えません。豊かな経験を持つ建築士との協力が不可欠です。本件の場合,当初は陸屋根の勾配不足の問題かと思われましたが,外壁をはがすと木の柱が腐敗しており,止水工事不良が判明しました。新築3年目では到底考えられない状況でしたので,その修繕も当方の一級建築士が監理に入り,慎重に行いました。建築士の調査費や監理費についても相手方に負担させました。