犯罪・刑事事件の解決事例
#知的財産・特許 . #医療・ヘルスケア . #製造・販売

眼の手術に用いる医療器具の特許権を有すると主張する者から特許権侵害を主張して製造販売の差し止めや損害賠償などを請求された事案

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辻本 良知 弁護士が解決
所属事務所辻本法律特許事務所
所在地大阪府 大阪市中央区

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

眼の手術に用いる医療器具を製造販売している会社に対して、その製造販売する医療器具が、自分の保有する特許権を侵害していると主張して、その製造販売の差し止めや損害賠償を請求して紛争となっていた。

解決への流れ

相手方の保有する特許権の内容について、その特許明細書に記載されている内容や従来技術(特許出願前から存在した技術)の内容を詳細に検討し、その特許権の権利範囲を綿密に主張した。そのうえで、当方の製造販売する医療器具が、相手方の保有する特許権の範囲に含まれていないことを丁寧に主張したところ、裁判所は当方の説明を認め、相手方の請求をすべて棄却した。

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辻本 良知 弁護士からのコメント

第一審の判決に不服であった相手方は控訴して、本件は控訴審(知的財産高等裁判所)でも争われましたが、控訴審である知財高裁も当方の主張を全面的に認め、相手方の控訴を棄却してくれました。