この事例の依頼主

50代 男性

相談前の状況

鉄骨造り2階建ての理髪店兼住宅について、外壁に多数のひび割れと雨漏りなどの不具合があり、補修を求めても対応がなされなかったため、依頼者は建築業者に建替を求めていました。

解決への流れ

一級建築士に依頼して欠陥原因の調査をした上で訴訟を起こし、訴訟係属中に、壁の中の鉄骨の非破壊検査なども行った結果、裁判所は建築の瑕疵を完全に認めて、建替費用、慰謝料、調査費用等を全面的に認めて、4726万円の損害賠償の支払いを命じました。判決に基づく仮執行を迅速に行い、損害額を回収した結果、被告の控訴は取り下げられました。

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河野 聡 弁護士からのコメント

一級建築士等の専門家との連携と、緻密な瑕疵の主張整理が功を奏した事案でした。