この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
Aさんは飲酒運転で物損事故を起こし、その場を離れてしまいました。Aさんは最終的に現場に戻ったのですが、報告義務違反で起訴されてしまいました。
解決への流れ
罰金を超える刑罰を受けると職を失う可能性があったAさんは、当事務所に刑事弁護を依頼されました。そこで、当事務所の弁護士は、すぐに被害者へ謝罪と謝罪金の支払いの申入れをして、被害者から「寛大な処分を求める」という上申書を取り付けました。さらに、Aさんに贖罪寄付をすることを提案したり、Aさんの職場でこれまでの勤務態度を聞き取りしたうえで報告書を作成して検察庁に提出するなど、Aさんに有利な事情を積み重ねた結果、罰金の判決にとどめることができて、Aさんは無事に職場に復帰することができました。
起訴されてしまった案件で罰金刑を獲得することは非常に難しいのが実情です。もしトラブルが発生してしまった際は、少しでも早く弁護士に相談して、起訴自体をしないでもらえるように弁護活動してもらうことをお勧めします。