犯罪・刑事事件の解決事例
#盗撮 . #加害者

《盗撮》で逮捕されたため、早期に示談を成立させる等の対応をして、不起訴となった事例

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北澤 彩子 弁護士が解決
所属事務所ネクスパート法律事務所高崎オフィス太田支部
所在地群馬県 太田市

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

専門学校最終学年に通う男子生徒が、教員用女子トイレにて盗撮をした事件が発生し、男子生徒が逮捕されている状況の中、父母が電話にて相談された事案です。

解決への流れ

電話を受けすぐに接見へ向かい、今後の流れや雑談等を通じて安心してもらいつつ信頼を得るようにしました。その後、示談交渉を被害者本人と行い早急に示談を成立させながら、依頼者から取調官の取調態様に問題がある旨の報告を受けたため警察署へ苦情を入れました。その他、父母の指導監督誓約書、反省文などを用意し在宅事件へ切り替えることに成功しました。いち早い釈放を望まれていたので、受任から1~2週間で上記対応を行い、釈放させることに成功しました。釈放後は直接迎えに行き、同じく迎えにきていた取調官との話も早々に依頼者を地元へ帰省させ、事件の動機と関連する不安感解消のために心療内科を受診させ、その旨も検察へ報告しました。結果不起訴となりました。

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北澤 彩子 弁護士からのコメント

今回の事件の1年前に余罪を犯していた可能性が否めなかったため、余罪捜査が行われる前に早期に解決を目指した事案です。依頼者は初犯であり、盗撮映像も結局のところ被害者を撮影できていなかったので、示談成立の時点でほぼ不起訴が確定していた事案ではありますが、その他の点も気を抜かず対応しました。最近依頼者が電話をくださりアルバイトからまたはじめてみますという報告もいただいており、個人的に印象深い事件でした。