この事例の依頼主
男性
相談前の状況
ときどき、出入りするスナックで、見知らぬ客と席取りでトラブルになり、その客の髪の毛を引っ張ってしまいました。そうしたら、警察に通報され、被害届を出されてしまったので傷害罪で逮捕されました。たいして怪我もしていないのに、逮捕されてしまい、どうしていいか分からず、途方にくれていました。
解決への流れ
弁護士さんが接見後、すぐに家族と連絡を取って、打ち合わせをしてくれました。そこで、両親が弁護士さんへ示談金を預け、その他にも母が癌で通院中であること、私が定職に就いていることなど、私の生活状況が安定していて逃げる心配がないことを裏付ける資料を集めてくれました。それをもとに、準抗告の申立て(裁判所に対して釈放を求める手続き)をしてこれが認められたので、釈放されました。被害者とされる人は言いがかりで警察に通報し、示談交渉が難しそうだったので、すぐには釈放されないと思っていましたが、弁護士さんの適切な手続き対応のおかげで、1週間ほどで釈放されました。
逮捕・勾留されても、逮捕された犯罪事実や捕まってしまった方の生活状況によっては、早期に釈放されることもあります。もちろん、早期釈放が難しい事案もありますが、早期釈放の目があるかどうかの判断も含めて、できるだけ早く弁護士の接見を求めて、アドバイスを求めることが不可欠です。早く動く為には、警察署から近い法律事務所にご依頼いただくのがベストです。