犯罪・刑事事件の解決事例
#覚醒剤・大麻・麻薬 . #加害者

コカイン所持の薬物事件 迅速な活動により早期保釈と執行猶予

Lawyer Image
大美賀 友樹 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部
所在地東京都 新宿区

この事例の依頼主

30代 男性

相談前の状況

ご依頼者様は数か月以上前,路上で職務質問を受けた際,コカインを所持していたことが発覚し,科捜研の鑑定へと回されました。その日は自宅に帰ることが出来ましたが,その後いつ警察が来るのか分からない不安から,弊所へ相談されました。

解決への流れ

弁護士が事件を詳しく聞いていくにつれて,近いうちに警察から連絡が来て逮捕されてしまう可能性が高いことが分かりました。同時に,ご依頼者様自身が事業を経営されていることから身柄拘束を最小限にとどめなければならないことが分かり,その日のうちに弁護士として選任を受けました。その後,ご依頼者様は警察で逮捕,勾留されてしまいましたが,直後から弁護士が警察署にて接見を行い,取調べの対応を綿密に打ち合わせることが出来ました。また,弁護士から担当警察官,検察官へ何度も連絡を行い身柄拘束の必要性がないことと事業への不利益が大きいことを説明し,検察官との面談を重ねました。その結果,勾留期間を最小限の期間にするとともに最短での保釈を得ることが出来ました。また,保釈後もご依頼者様と打ち合わせを経て公判に臨み,無事執行猶予判決を得ることが出来ました。

Lawyer Image
大美賀 友樹 弁護士からのコメント

覚せい剤や麻薬のような薬物事件については逮捕勾留されるケースが多く,その期間も長期化する可能性もあります。今回のご依頼者様の場合,ご自身で事業を経営されていたことから長期の拘束だけは避けなければなりませんでした。もちろん,いつ警察が逮捕しに来るのかは分かりませんから,拘束の長期化を避けるべく事前の備えも必要でした。今回の事件では逮捕前から弁護士として選任を受けていたことで,逮捕されてからも速やかにご依頼者様との打ち合わせや捜査機関との折衝を行うことが出来ました。その結果,検察官の心証等も知ることができ,保釈に向けて協力を得ることが出来ました。保釈が許可され拘束が解けたことで,裁判に向けて十分な準備を行うことができ執行猶予判決を得た上で,社会復帰を果たすことも出来ました。