この事例の依頼主
30代 女性
相談前の状況
被害者は,トイレに盗撮カメラを仕掛けられ,約20日間にわたり盗撮をされ続けていました。その後,盗撮に気づくとともに,犯人も判明したところ,犯人から示談に応じてほしいとの申し出を受けました。しかし,交渉の仕方もよく分からない上,直接交渉したくないことなどから,私に示談交渉の代理を依頼されました。
解決への流れ
委任を受けた後,直ちにこの種の事案の相場を調べた上,理論的に妥当な金額を算出し,請求額の根拠を緻密に示した文書を作成し,相手方に送付しました。その後,何度かやり取りをした結果,百万円を大きく超える示談金を支払うことで示談が成立しました。依頼人の示談額は,他にもいた同じ被害者2名の4倍の金額となりました。
この種の事件を多数取り扱っているため,どういった点を押せば(主張すれば),金額が高くなるかは熟知しております。ですから,被害を受けられた方は,そういった駆け引きに慣れている弁護士に相談されると,より適切な被害回復がされることになろうかと思います。