この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
株主総会や監査も紛糾し、さらには経営者同士で訴訟まで行われていました。
解決への流れ
マンパワーを必要とする案件である上、弁護士の中でも同事件の対応ができる者は限られる案件でした。そこで、連携先東京の事務所の中から、同事件に明るい弁護士をピックアップし、チームを組んで解決に当たりました。また、公認会計士等他資格者の協力も必要な案件である上、同事件の対応ができる公認会計士が限られる案件であったため、早急に人材を確保し、事件処理に当たりました。そして、同案件では会社を分ける手続き(会社分割 M&A)で和解することが有益と判断し、粘り強い交渉・条件精査の結果、無事に会社分割により紛争を解決することができました。
先端的な企業法務の事件であり、法務部時代に行ったM&Aの経験が生きました。また、地方においては、企業法務に長けている弁護士が限られているため、マンパワーを要し、他の弁護士の協力を必要とする本件では、能力を適切な人材確保しなければならないという問題点もありました。しかし、サラリーマン時代の人脈や連携先事務所を確保していたことによりこれをクリアすることができ、解決に至ることができました。