この事例の依頼主
20代 男性
相談前の状況
相談者様は、自宅内で交際相手と口論になった末、相手の顔を殴打してしまい、相手に通報されて、臨場した警察官に逮捕されました。その後、逮捕の事実を知った相談者様の両親が弁護士に相談・依頼をしました。
解決への流れ
依頼を受けた後、すぐに弁護士が接見に行き、相談者様の意向を確認したところ、相談者様は交際の継続を希望しており、相手に反省の意思を伝えてほしいとのことでした。そのため、すぐに弁護士から交際相手の女性に連絡をして、相談者様の意思を丁重に伝えたところ、交際相手の女性は謝罪を受け入れて被害届を取り下げるに至り、相談者様は逮捕翌日には釈放されました。
夫婦間や交際関係にある男女間における暴行・傷害事件においては、怪我の程度や、当事者双方が婚姻や交際の継続を希望するのか否か、その他当事者双方の親の意向など様々な事情により、示談の成否が大きく異なってきます。本件のように、弁護士を通じて当事者が意思疎通をすることで、最終的に被害者が加害者を許して事件が終息するということもままあるため、早い段階で弁護士に相談することをお勧めします。