この事例の依頼主
男性
相談前の状況
通学途中の電車内で、隣の座席に座っていた女性の太ももや臀部を、衣服の上から電車の揺れに乗じて触り、女性が下車する際「降りろ」などと言われ、一緒に下車したが、「警察に言う」と言われ怖くなりその場から逃走。後日、電車内で被害者が少年を見つけ追跡し警察に通報。少年は駅を出ようとしたところ警察に声をかけられ、任意同行の後逮捕となる。少年は上記事件の前後にも数回同様に痴漢行為をしていた。逮捕翌日に事件は家庭裁判所へ送致された
解決への流れ
逮捕翌日検察庁に対し、即時釈放の申入を行う。しかし、事件は同日家庭裁判所へ送致される。その際家裁に対し観護措置(少年鑑別所へ送る)をとらないよう意見書を提出し、両親の観護の元の生活を送ること、通学は母が車で送迎すること、被害者との示談交渉が進んでいること、カウンセリングを行っていくこと等を疎明した。家裁調査官とも面談し上記の内容を説明を行った。家裁は同日(逮捕翌日)少年の一時帰宅を認め、少年は釈放された。その後少年の審判が行われたが、被害者との示談が成立したこともあり、少年は不処分となった。
少年事件は初動での対応が決め手になることが多いです。家族や本人の将来に関わる非常に深刻な出来事だと思います。私達はあなたの味方です。なるべくお早めのご相談をお待ちしております。