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気軽さで人気「プチ整形」失明や皮膚壊死の報告も 弁護士が8月13日に無料電話相談
2016年08月12日 18時00分

医療過誤問題にくわしい弁護士でつくる「プチ整形医療弁護団」は8月13日、プチ整形の被害者を対象にした無料の電話相談会を実施する。午前10時〜午後4時まで。電話番号は03-5315-4438。

注射だけで鼻を高くしたり、涙袋を作って目を大きく見せたりする「プチ整形」は、メスを使わない気軽さや料金の安さで人気。一方、失明や顔の皮膚が壊死するなど深刻な被害も報告されている。

医学専門誌「形成外科」によると、2014年に鼻を高くするプチ整形をした20代の女性は術後、目に違和感を感じて入院。治療のかいなく、右目の視力は失われ、顔には大きな傷が残った。注入された薬剤が血管に入り、血流を止めてしまったことが原因だった。

弁護団長を務める井口多喜男弁護士によると、医院が事前のリスク説明を十分にしておらず、「気軽さ」を強調しすぎている場合があるという。「未承認薬が使われている場合もあり、日本形成外科学会も警鐘を鳴らしている。安易にやってしまうことには問題があります」

一方で、ミスがあっても内々の示談で済んでしまうことが多く、被害実態を把握するのが困難な側面もある。井口弁護士は「外貌が壊死状態になってしまったような人は、一人で悩んでいる場合も多いと思う。そういう方たちの気持ちにも寄り添っていきたい」と話している。

(弁護士ドットコムニュース)

医療過誤問題にくわしい弁護士でつくる「プチ整形医療弁護団」は8月13日、プチ整形の被害者を対象にした無料の電話相談会を実施する。午前10時〜午後4時まで。電話番号は03-5315-4438。

注射だけで鼻を高くしたり、涙袋を作って目を大きく見せたりする「プチ整形」は、メスを使わない気軽さや料金の安さで人気。一方、失明や顔の皮膚が壊死するなど深刻な被害も報告されている。

医学専門誌「形成外科」によると、2014年に鼻を高くするプチ整形をした20代の女性は術後、目に違和感を感じて入院。治療のかいなく、右目の視力は失われ、顔には大きな傷が残った。注入された薬剤が血管に入り、血流を止めてしまったことが原因だった。

弁護団長を務める井口多喜男弁護士によると、医院が事前のリスク説明を十分にしておらず、「気軽さ」を強調しすぎている場合があるという。「未承認薬が使われている場合もあり、日本形成外科学会も警鐘を鳴らしている。安易にやってしまうことには問題があります」

一方で、ミスがあっても内々の示談で済んでしまうことが多く、被害実態を把握するのが困難な側面もある。井口弁護士は「外貌が壊死状態になってしまったような人は、一人で悩んでいる場合も多いと思う。そういう方たちの気持ちにも寄り添っていきたい」と話している。

(弁護士ドットコムニュース)

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