12776.jpg
「高齢者の住まいトラブル」2月22日、弁護士会が無料の電話相談
2019年02月20日 12時40分

日本弁護士連合会(日弁連)は全国の弁護士会と連携し、2月22日に電話相談「高齢者住まいトラブルなんでも110番」を開催する。

2月13日、東京・霞が関の弁護士会館で記者会見した吉成務・副会長は「本人はもちろん、家族やお知り合いもぜひ相談してほしい」と呼びかけた。

日本弁護士連合会(日弁連)は全国の弁護士会と連携し、2月22日に電話相談「高齢者住まいトラブルなんでも110番」を開催する。

2月13日、東京・霞が関の弁護士会館で記者会見した吉成務・副会長は「本人はもちろん、家族やお知り合いもぜひ相談してほしい」と呼びかけた。

●「だれもが安心して住める住環境の整備を」

相談は10時〜16時に、全国統一のナビダイヤル0570-073-165(ゼロナヤミイイロウゴ)で受け付ける。全国の弁護士が対応し、相談は無料(電話料金は自己負担)だ。

高齢者住まいトラブル

「高齢者住まいトラブルなんでも110番」の開催は今回が4回目。松隈知栄子事務局次長(日弁連高齢者・障害者権利支援センター)によると、初回は97件(2011年)、2回目は158件(2012年)、3回目は194件(2016年)の相談が寄せられた。

有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などが経営難によって倒産し、退去しなければいけなくなったという相談や保証金、解約時の返金に関する相談などがこれまでにあったという。

吉成副会長は「高齢者の住まいをめぐる問題は、生命・身体の安全にかかわる重大な問題。だれもが安心して住める住環境の整備が必要」と強調した。

(弁護士ドットコムニュース)

新着記事
一般的なニュースのサムネイル

同性婚訴訟、東京高裁が「合憲」判断 全国で唯一判断割れる結果に…弁護団「きわめて不当な判決だ」

性的マイノリティの当事者が、同性同士が結婚できないのは憲法に反するとして、国を訴えた裁判(東京2次訴訟)の控訴審で、東京高裁(東亜由美裁判長)は11月28日、現行法の規定を「合憲」と判断した。

一般的なニュースのサムネイル

最高裁で史上初の「ウェブ弁論」、利用したのは沖縄の弁護士「不利益にならない運用を」

裁判の口頭弁論をオンラインで実施する「ウェブ弁論」が今月、初めて最高裁でおこなわれた。

一般的なニュースのサムネイル

夫の「SM嗜好」に苦しむ妻、望まぬ行為は犯罪になる?離婚が認められる条件は?

パートナーの理解を超えた「性的嗜好」は、離婚の正当な理由になるのでしょうか。弁護士ドットコムには、そんな切実な相談が寄せられています。

一般的なニュースのサムネイル

国分太一さん「答え合わせしたい」日テレの拒否は「適正手続」の観点から問題?

コンプライアンスの問題を理由に番組を降板し、活動を休止していた元TOKIOの国分太一さんが、11月26日に東京霞が関で記者会見を開きました。

一般的なニュースのサムネイル

国分太一さん「録音の削除求められた」消さないと違法だったの?弁護士が解説

解散したアイドルグループ「TOKIO」の国分太一さんが11月26日、東京都内で記者会見を開き、日本テレビ側から番組降板を告げられた際、会話を録音しようとしたところ、同席した弁護士からデータの削除を求められたと明らかにした。一般論として、法的に録音の削除に応じないといけないのだろうか。

一般的なニュースのサムネイル

「サケ漁はアイヌ文化の主要な部分」日弁連、アイヌ施策推進法の改正求める意見書

日本弁護士連合会(日弁連)は11月20日、「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」(アイヌ施策推進法)の5年見直しに際し、アイヌ集団の権利保障やサケ漁の権利の法整備などを求める意見書を公表した。同法附則第9条の見直し規定に基づき、文部科学大臣や農林水産大臣など関係機関に提出した。

もっと見る