13047.jpg
「コロナ被害相談村」今年も新宿に開設、困っている人の年越しを支援 12月31日から
2021年12月23日 19時42分

労働組合や有志の弁護士、困窮者支援団体などが12月31日と1月1日、「年越し支援・コロナ被害相談村」を大久保公園(東京都新宿区)で開く。年末年始の住居確保や生活、労働相談などを受け付ける。

昨年は12月29日、30日、1月2日の3日間開催し、344件の相談があった。このうち2割弱が女性で、外国人からの相談も多かったという。

実行委のメンバーは「家や仕事を失う前の方にも広く相談してもらいたい」と語った。

労働組合や有志の弁護士、困窮者支援団体などが12月31日と1月1日、「年越し支援・コロナ被害相談村」を大久保公園(東京都新宿区)で開く。年末年始の住居確保や生活、労働相談などを受け付ける。

昨年は12月29日、30日、1月2日の3日間開催し、344件の相談があった。このうち2割弱が女性で、外国人からの相談も多かったという。

実行委のメンバーは「家や仕事を失う前の方にも広く相談してもらいたい」と語った。

●年末には他団体も食料配布

同団体のほかにも、都内では年末年始にさまざまな相談会や困窮者支援が実施される予定だ。

スタッフが全員女性という「女性による女性のための相談会」は、12月25、26日と1月8、9日の4回、大久保公園で相談会を開催する。

NPO法人TENOHASI(てのはし)は、12月29、31日と1月2日に東池袋中央公園で炊き出しをおこなう。

12月30日と1月3日には、上智大学に隣接する聖イグナチオ教会(千代田区麹町)で、弁当などを配布する「年越し大人食堂2022(四谷)」もある。

新着記事
一般的なニュースのサムネイル

同性婚訴訟、東京高裁が「合憲」判断 全国で唯一判断割れる結果に…弁護団「きわめて不当な判決だ」

性的マイノリティの当事者が、同性同士が結婚できないのは憲法に反するとして、国を訴えた裁判(東京2次訴訟)の控訴審で、東京高裁(東亜由美裁判長)は11月28日、現行法の規定を「合憲」と判断した。

一般的なニュースのサムネイル

最高裁で史上初の「ウェブ弁論」、利用したのは沖縄の弁護士「不利益にならない運用を」

裁判の口頭弁論をオンラインで実施する「ウェブ弁論」が今月、初めて最高裁でおこなわれた。

一般的なニュースのサムネイル

夫の「SM嗜好」に苦しむ妻、望まぬ行為は犯罪になる?離婚が認められる条件は?

パートナーの理解を超えた「性的嗜好」は、離婚の正当な理由になるのでしょうか。弁護士ドットコムには、そんな切実な相談が寄せられています。

一般的なニュースのサムネイル

国分太一さん「答え合わせしたい」日テレの拒否は「適正手続」の観点から問題?

コンプライアンスの問題を理由に番組を降板し、活動を休止していた元TOKIOの国分太一さんが、11月26日に東京霞が関で記者会見を開きました。

一般的なニュースのサムネイル

国分太一さん「録音の削除求められた」消さないと違法だったの?弁護士が解説

解散したアイドルグループ「TOKIO」の国分太一さんが11月26日、東京都内で記者会見を開き、日本テレビ側から番組降板を告げられた際、会話を録音しようとしたところ、同席した弁護士からデータの削除を求められたと明らかにした。一般論として、法的に録音の削除に応じないといけないのだろうか。

一般的なニュースのサムネイル

「サケ漁はアイヌ文化の主要な部分」日弁連、アイヌ施策推進法の改正求める意見書

日本弁護士連合会(日弁連)は11月20日、「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」(アイヌ施策推進法)の5年見直しに際し、アイヌ集団の権利保障やサケ漁の権利の法整備などを求める意見書を公表した。同法附則第9条の見直し規定に基づき、文部科学大臣や農林水産大臣など関係機関に提出した。

もっと見る