ジャニーズ事務所は10月2日、故ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり記者会見を開いた。藤島ジュリー景子前社長は欠席。東山紀之社長、井ノ原快彦ジャニーズアイランド社長、山田将之弁護士、木目田裕弁護士が出席した。

東山紀之社長は会見冒頭「喜多川氏によって被害にあった方に改めて謝罪させていただきます。今までつらい思いをさせて申し訳なかったと感じております。すみませんでした」と述べた。

続けて、井ノ原快彦氏は「被害にあわれた方々に誹謗中傷が行われています。これはやめていただきたいと思っています。被害にあわれた方は本当につらい思いをして、ひとりで抱え込んでいたのだと思います。これがようやく声をあげられた。その勇気を無駄にしたくないと思っています」と呼びかけた。

社名について、東山社長は「SMILE-UP.（スマイルアップ）に、社名を変更します」と発表。

「タレントマネージメント、タレント育成からは完全に撤退させていただきます。自分たちでジャニーズ事務所を解体し、最後まで補償をおこない、新しい会社で未来を切り開いていく。これが私たちのビジョンです。今の会社は補償のみを行っていきます」とした。