3825.jpg
デザフェスで販売のマフィンから「納豆みたいなにおい」 体調不良を訴える声も…保健所が「焼き菓子店」調査へ
2023年11月14日 13時00分
#炎上

東京ビッグサイトで開催されていたアートイベント「デザインフェスタ」(通称:デザフェス)に出店していた焼き菓子店(東京都目黒区)が販売したマフィンが、「納豆みたいなにおいがする」などと購入者から指摘を受けて、物議を醸している。

焼き菓子店の店主は11月14日、店のインスタグラムを更新し、今後保健所の立ち入り検査を受けることになったと報告したうえで、謝罪している。

この店は、防腐剤や添加物不使用であることや、市販の焼き菓子の半分以下の砂糖の量で作っていることをアピールし、都内のイベントなどに出店していた。デザフェスは11月11日から12日まで開催されていた。

目黒区保健所は弁護士ドットコムニュースの取材に対して、体調不良を訴えた購入者から連絡があったことを明らかにした。今後は、体調不良と販売されたマフィンとの因果関係を調査するとともに、店に対して衛生指導をおこなうとしている。

東京ビッグサイトで開催されていたアートイベント「デザインフェスタ」(通称:デザフェス)に出店していた焼き菓子店(東京都目黒区)が販売したマフィンが、「納豆みたいなにおいがする」などと購入者から指摘を受けて、物議を醸している。

焼き菓子店の店主は11月14日、店のインスタグラムを更新し、今後保健所の立ち入り検査を受けることになったと報告したうえで、謝罪している。

この店は、防腐剤や添加物不使用であることや、市販の焼き菓子の半分以下の砂糖の量で作っていることをアピールし、都内のイベントなどに出店していた。デザフェスは11月11日から12日まで開催されていた。

目黒区保健所は弁護士ドットコムニュースの取材に対して、体調不良を訴えた購入者から連絡があったことを明らかにした。今後は、体調不良と販売されたマフィンとの因果関係を調査するとともに、店に対して衛生指導をおこなうとしている。

⚫️「納豆マフィン」がトレンド入り

「変な味がして糸を引く状態だったので吐き出しました」

デザフェスで店のチョコチップマフィンを購入したという女性は11月12日、エックスにこう投稿した。女性が店に問い合わせると、イベントの5日前に製造したと言われ、「耳を疑いました」と驚いている。

これ以外にも、マフィンを購入したという人からは「納豆みたいなにおいがした」「栗が糸を引いていた」という投稿が相次いだ。食べたという人の中には「腹痛と吐き気がする」と体調不良を訴える声もあった。

このマフィンについて、SNSでは「納豆マフィン」と話題となり、トレンド入りする騒ぎとなっている。

こうした事態を受けて、店は11月13日、エックスで次のように謝罪した。

「皆様にお詫びとお願い。今回、販売致しておりました和栗(4件)とチョコチップ(1件)、スイートポテト(1件)のマフィン達が納豆みたいな匂いがするというご報告をいただきました。もし、納豆のような匂いがしたら食べずにすぐにLINEでご連絡をお願い致します」

⚫️「1人でずっと5日間製造していた」

続くエックスの投稿で、店は「保管所は18度以下を保っていた」「外気温が高かったため何個か痛んでしまった可能性ある」などと釈明。

さらに購入者に対して「帰宅後、マフィンを冷凍庫に入れていただいているでしょうか? 暖かい室温が苦手なので、ご自宅では冷凍庫での保管をお願いしております」などと求めたことから、さらに批判が集まった。

店は11月13日、さらにインスタグラムで「1人で製造をしておりますので、5日間ずっと製造しないと間に合わないため、製造し続けておりました」と明かし、謝罪を重ねた。

また、11月14日は保健所に出向いたとして、次のように投稿した。

「ただいま保健所からのご指示をいただきました。明日、立ち入り検査がございます。まだ調査が始まったばかりなので原因は不明となります。申し訳ございません。ご返金はマフィンのみ対象となります。

この後、自主回収のサイトに登録させていただきたいと思います。ご返金手続きお待たせしてしまい申し訳ございません。今保健所を出たところなのでもう少しお待ちください。この度は、私の不手際で申し訳ございませんでした」

新着記事
一般的なニュースのサムネイル

同性婚訴訟、東京高裁が「合憲」判断 全国で唯一判断割れる結果に…弁護団「きわめて不当な判決だ」

性的マイノリティの当事者が、同性同士が結婚できないのは憲法に反するとして、国を訴えた裁判(東京2次訴訟)の控訴審で、東京高裁(東亜由美裁判長)は11月28日、現行法の規定を「合憲」と判断した。

一般的なニュースのサムネイル

最高裁で史上初の「ウェブ弁論」、利用したのは沖縄の弁護士「不利益にならない運用を」

裁判の口頭弁論をオンラインで実施する「ウェブ弁論」が今月、初めて最高裁でおこなわれた。

一般的なニュースのサムネイル

夫の「SM嗜好」に苦しむ妻、望まぬ行為は犯罪になる?離婚が認められる条件は?

パートナーの理解を超えた「性的嗜好」は、離婚の正当な理由になるのでしょうか。弁護士ドットコムには、そんな切実な相談が寄せられています。

一般的なニュースのサムネイル

国分太一さん「答え合わせしたい」日テレの拒否は「適正手続」の観点から問題?

コンプライアンスの問題を理由に番組を降板し、活動を休止していた元TOKIOの国分太一さんが、11月26日に東京霞が関で記者会見を開きました。

一般的なニュースのサムネイル

国分太一さん「録音の削除求められた」消さないと違法だったの?弁護士が解説

解散したアイドルグループ「TOKIO」の国分太一さんが11月26日、東京都内で記者会見を開き、日本テレビ側から番組降板を告げられた際、会話を録音しようとしたところ、同席した弁護士からデータの削除を求められたと明らかにした。一般論として、法的に録音の削除に応じないといけないのだろうか。

一般的なニュースのサムネイル

「サケ漁はアイヌ文化の主要な部分」日弁連、アイヌ施策推進法の改正求める意見書

日本弁護士連合会(日弁連)は11月20日、「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」(アイヌ施策推進法)の5年見直しに際し、アイヌ集団の権利保障やサケ漁の権利の法整備などを求める意見書を公表した。同法附則第9条の見直し規定に基づき、文部科学大臣や農林水産大臣など関係機関に提出した。

もっと見る