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「netgeek」集団訴訟、クラウドファンディング開始 目標額は300万円
2019年04月09日 17時39分

ニュースサイト「netgeek」の記事によって名誉を傷つけられたとして、ITコンサルタントや大学教授ら5人が4月8日、運営会社「innovator's base」(東京都渋谷区)とその代表者などに計1650万円(1人あたり330万円)の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した事件。

訴訟の発起人であるITコンサルタントでブロガーの永江一石さんら原告が4月9日、ネットで支援を募るクラウドファンディングを始めた。目標額は300万円で受け付けは5月31日まで。

永江さんは「あなたや家族も狙われる可能性がある。今回の件は他人事ではないのです。ぜひ、我々の活動をサポートいただき、一緒に戦いましょう」と支援を呼びかけている。

ニュースサイト「netgeek」の記事によって名誉を傷つけられたとして、ITコンサルタントや大学教授ら5人が4月8日、運営会社「innovator's base」(東京都渋谷区)とその代表者などに計1650万円(1人あたり330万円)の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した事件。

訴訟の発起人であるITコンサルタントでブロガーの永江一石さんら原告が4月9日、ネットで支援を募るクラウドファンディングを始めた。目標額は300万円で受け付けは5月31日まで。

永江さんは「あなたや家族も狙われる可能性がある。今回の件は他人事ではないのです。ぜひ、我々の活動をサポートいただき、一緒に戦いましょう」と支援を呼びかけている。

●「脅迫を受けても泣き寝入りするしかない」

永江さんは、クラウドファンディングのプラットフォーム「CAMPFIRE」のページで「裁判にはお金がかかる」と説明。

プロジェクトを始めた理由について「特に社会的弱者は個人情報を晒され、脅迫を受けても泣き寝入りするしかありません。こうしたことを止めさせるには、金のためにこうした反社会的行為を受けると自分にもマイナスになるということを周知させる必要があります」と話している。

資金は、(1)裁判費用、(2)支持者に対するリターンの原資、(3)永江さんと原告の一人である武蔵大学社会学部の千田有紀教授の共著「ネットの誹謗中傷から身を守る」(仮題)の執筆・出版に関わるコスト、の3点に使うとしている。

支援は3000円から。永江さんは「資金が仮に余ったら、こうした社会的弱者が同様の被害を受けたときの基金にしたい」と説明している。 また、同様の被害を受けた人については原告として訴訟に加わることを呼びかけている。

●「CAMPFIRE」のページ

CAMPFIREのページはこちら https:/camp-fire.jp/projects/view/147138

(弁護士ドットコムニュース)

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