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「マスコミ懲らしめる」発言の自民・大西英男議員、フェイスブックで「心より反省」
2015年06月29日 12時17分

「マスコミを懲らしめるには、広告料収入をなくせばいい」という発言が現職の国会議員から飛び出したとして物議をかもしている自民党の若手議員勉強会「文化芸術懇話会」。複数の新聞報道によると、「マスコミを懲らしめる」発言をしたのは大西英男衆院議員(東京16区)とされている。その大西議員は6月28日夜、フェイスブックで「心より反省」していると述べ、次のようにコメントした。

「昨日、先日の文化芸術懇話会での私の発言について、谷垣禎一幹事長より厳重注意処分を受けた。平和安全法制の国会審議が山場を迎える中で、私の発言で混乱を呼んだことを心より反省し、処分を謹んでお受けした」

一方で、支援者から「言うべきことは言ってほしい」という励ましも受けたとしている。

「地元を回る中で、多くの方々にお目にかかり、お声をかけていただく。中には、『一部マスコミの慰安婦虚偽報道など国を貶めるような報道の在り方は考えていかなくてはいけない』というご意見をいただいた。『これに負けず、言うべきことは言ってほしい』という励ましも受けた。様々なお声を受け止め、明日からの活動にしっかりと取り組んでいきたい」

「マスコミを懲らしめるには、広告料収入をなくせばいい」という発言が現職の国会議員から飛び出したとして物議をかもしている自民党の若手議員勉強会「文化芸術懇話会」。複数の新聞報道によると、「マスコミを懲らしめる」発言をしたのは大西英男衆院議員(東京16区)とされている。その大西議員は6月28日夜、フェイスブックで「心より反省」していると述べ、次のようにコメントした。

「昨日、先日の文化芸術懇話会での私の発言について、谷垣禎一幹事長より厳重注意処分を受けた。平和安全法制の国会審議が山場を迎える中で、私の発言で混乱を呼んだことを心より反省し、処分を謹んでお受けした」

一方で、支援者から「言うべきことは言ってほしい」という励ましも受けたとしている。

「地元を回る中で、多くの方々にお目にかかり、お声をかけていただく。中には、『一部マスコミの慰安婦虚偽報道など国を貶めるような報道の在り方は考えていかなくてはいけない』というご意見をいただいた。『これに負けず、言うべきことは言ってほしい』という励ましも受けた。様々なお声を受け止め、明日からの活動にしっかりと取り組んでいきたい」

●1年前に「セクハラヤジ」で謝罪していた

この勉強会には、代表の木原稔衆院議員(自民党青年局長)ら37人の国会議員が出席したが、大西議員は「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番。日本を過つ企業に広告料を支払うなんてとんでもないと、(文化人の方は)経団連などに働きかけしてほしい」と語ったとされる。

自民党の谷垣禎一幹事長は、このような発言を問題視。木原議員を1年間の役職停止にしたほか、問題発言をした大西議員らを厳重注意処分とした。

この大西議員は昨年、衆院総務委員会で、日本維新の会の所属だった上西小百合衆院議員が少子化問題を質問していた際に「子供を産まないとダメだぞ」というセクハラヤジをとばし、謝罪に追い込まれた人物でもある。

いまから約1年前の7月上旬、大西議員がブログ「ヒデちゃんの携帯日記」で発表した謝罪メッセージには、次のような言葉が記されていた。

「私は、今後、自らの発言について十分に注意をしていかなくてはならないと肝に銘じている」

(弁護士ドットコムニュース)

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