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「女子アナ内定取り消しは無効」東洋英和大生が「就職」を求めて日本テレビを提訴
2014年11月14日 11時32分

日本テレビにアナウンサーとして来春入社予定だった女子大生が、銀座のクラブでアルバイトをしていたことを理由に内定を取り消されたとして、同局を相手取り、取り消し無効とアナウンサーとしての就職を求め、東京地裁に提訴した。第1回口頭弁論が11月14日、開かれた。

訴状によると、原告の女子大生は、東洋英和女学院大学4年の笹崎里菜さん。昨年9月、日本テレビから「アナウンサー採用内定通知」をもらった。ところが今年3月、過去に母親の友人の関係者が経営する銀座のクラブでアルバイトをしたことがあると、同局の人事担当者に伝えたところ、4月になって人事部長から「内定辞退」を求められた。

その際、「傷がついているアナウンサーを使える番組はない」と説明されたという。笹崎さんが辞退を拒否すると、5月に「アナウンサーに求められる清廉性にふさわしくない」「(選考時に)虚偽の申告があった」として、内定取り消しを告げる書面が届いたということだ。笹崎さんは「すべてのアルバイトを申告するよう求められていなかった」と主張している。

笹崎さんはミス東洋英和に選ばれたことがあり、今回の裁判には注目が集まっている。この日の法廷には多くの記者や傍聴者が詰めかけたが、笹崎さんは姿を現さなかった。

口頭弁論で、原告代理人の緒方延泰弁護士は「本訴に至る前に円満な解決をもとめて、被告側と事前折衝をしてきた。仮処分を求めようとしたが、被告側が仮処分が出ても従わない意向であるということなので、やむなく本訴に至った」と説明。「来年4月までに決着が必要なので、裁判所には進行について配慮をお願いしたい」と述べ、迅速な訴訟進行を要望した。

緒方弁護士は口頭弁論のあと、報道陣の取材に応じ、「本人はあくまでもアナウンサーとしての入社を希望している。被告(日本テレビ)の主張は間違っていると思うが、我々は対立関係にないと思う。間違いは改めてもらえればと思う」とコメントした。

次回の口頭弁論は1月15日の予定。

(弁護士ドットコムニュース)

日本テレビにアナウンサーとして来春入社予定だった女子大生が、銀座のクラブでアルバイトをしていたことを理由に内定を取り消されたとして、同局を相手取り、取り消し無効とアナウンサーとしての就職を求め、東京地裁に提訴した。第1回口頭弁論が11月14日、開かれた。

訴状によると、原告の女子大生は、東洋英和女学院大学4年の笹崎里菜さん。昨年9月、日本テレビから「アナウンサー採用内定通知」をもらった。ところが今年3月、過去に母親の友人の関係者が経営する銀座のクラブでアルバイトをしたことがあると、同局の人事担当者に伝えたところ、4月になって人事部長から「内定辞退」を求められた。

その際、「傷がついているアナウンサーを使える番組はない」と説明されたという。笹崎さんが辞退を拒否すると、5月に「アナウンサーに求められる清廉性にふさわしくない」「(選考時に)虚偽の申告があった」として、内定取り消しを告げる書面が届いたということだ。笹崎さんは「すべてのアルバイトを申告するよう求められていなかった」と主張している。

笹崎さんはミス東洋英和に選ばれたことがあり、今回の裁判には注目が集まっている。この日の法廷には多くの記者や傍聴者が詰めかけたが、笹崎さんは姿を現さなかった。

口頭弁論で、原告代理人の緒方延泰弁護士は「本訴に至る前に円満な解決をもとめて、被告側と事前折衝をしてきた。仮処分を求めようとしたが、被告側が仮処分が出ても従わない意向であるということなので、やむなく本訴に至った」と説明。「来年4月までに決着が必要なので、裁判所には進行について配慮をお願いしたい」と述べ、迅速な訴訟進行を要望した。

緒方弁護士は口頭弁論のあと、報道陣の取材に応じ、「本人はあくまでもアナウンサーとしての入社を希望している。被告(日本テレビ)の主張は間違っていると思うが、我々は対立関係にないと思う。間違いは改めてもらえればと思う」とコメントした。

次回の口頭弁論は1月15日の予定。

(弁護士ドットコムニュース)

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