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取り消した「リツイート」は名誉毀損になるか…橋下徹氏に訴えられた岩上安身氏が会見
2018年01月22日 16時28分

元大阪府知事の橋下徹氏が、ツイッターのリツイート(RT)で名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストを訴えた。訴えられたのは、フォロワーが約18万アカウントいる岩上安身氏(IWJ代表)。岩上氏は1月22日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開き、「言論での反論がないまま、いきなり訴状が届いたのは遺憾だ」と述べた。

元になったツイートの内容について、岩上氏は具体的な言及を避けたが、橋下氏の1月21日の投稿によると、「知事である僕(編注:橋下氏)のせいで府の職員が死んだという虚偽ツイート」だったようだ。

岩上氏によると、RTしたのは2017年10月29日ごろ。自身のコメントをつける引用RTではなく、通常のRTだったという。その後、時期は記憶にないもののRTは取り消したという。12月15日、橋下氏から100万円の損害賠償を求める裁判を大阪簡裁に起こされた。

訴訟になっていることから、RTや取り消しの理由について、岩上氏は「ノーコメント」とし、裁判が進む中で必要に応じて明かすと話した。

元大阪府知事の橋下徹氏が、ツイッターのリツイート(RT)で名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストを訴えた。訴えられたのは、フォロワーが約18万アカウントいる岩上安身氏(IWJ代表)。岩上氏は1月22日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開き、「言論での反論がないまま、いきなり訴状が届いたのは遺憾だ」と述べた。

元になったツイートの内容について、岩上氏は具体的な言及を避けたが、橋下氏の1月21日の投稿によると、「知事である僕(編注:橋下氏)のせいで府の職員が死んだという虚偽ツイート」だったようだ。

岩上氏によると、RTしたのは2017年10月29日ごろ。自身のコメントをつける引用RTではなく、通常のRTだったという。その後、時期は記憶にないもののRTは取り消したという。12月15日、橋下氏から100万円の損害賠償を求める裁判を大阪簡裁に起こされた。

訴訟になっていることから、RTや取り消しの理由について、岩上氏は「ノーコメント」とし、裁判が進む中で必要に応じて明かすと話した。

●RTが名誉毀損に当たるとした裁判例も

橋下氏も指摘しているが、ツイッターの投稿をめぐっては、本人オリジナルのものでなくても、RTが名誉毀損に当たるとした裁判例がある。

今回は、元のツイートが名誉毀損に当たるか、当たる場合、岩上氏のRTも名誉毀損と言えるか、RTの取り消しの評価などが争われることになりそうだ。

(弁護士ドットコムニュース)

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