この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
大麻リキッドを自動車の中で所持していたところ、警察の職務質問を受けて大麻所持が発覚してしまいました。その場では逮捕されず、押収したリキッドは正式な鑑定にまわされることになりました。
解決への流れ
所持していた量も多かったので、鑑定で陽性となった場合、逮捕されてしまう可能性が高い事案でした。逮捕されてしまうと職場にも知られ、仕事に大きな影響を与えてしまうことが懸念されました。そこで、治療の誓約やご家族の監督などの環境調整を速やかに行い、警察に意見書を提出して説得することで、警察から逮捕せずに在宅捜査で進めていくとの確約を得ることができました。
大麻所持については、誤認逮捕を防止する観点から、その場ですぐには逮捕されず、鑑定結果が出てから逮捕されることが多いです。そこで、所持が警察に発覚してから鑑定結果が出るまでの動きが重要になってきます。この間に十分な環境調整を行い、弁護士が意見書を提出するなどして、逃亡・罪証隠滅のおそれがないことを警察を説明することで逮捕を回避できるケースもたくさんあります。大麻所持が発覚してしまった場合は、早期に弁護士にご相談ください。