この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
10年以上前に支払いを止めた借金があるため、住宅ローンの審査が通らなかったという男性。妻には、その借金があることを内緒にしており、時効を援用の上、信用情報から削除できないかと相談に来られました。
解決への流れ
内容証明郵便で時効援用通知書を送付した結果、借金は時効により消滅し、信用情報からは削除されました。
40代 男性
10年以上前に支払いを止めた借金があるため、住宅ローンの審査が通らなかったという男性。妻には、その借金があることを内緒にしており、時効を援用の上、信用情報から削除できないかと相談に来られました。
内容証明郵便で時効援用通知書を送付した結果、借金は時効により消滅し、信用情報からは削除されました。
一般的な貸金業者からの借入の場合、消滅時効期間は5年です。したがって、最終借入・返済日から、5年が経過していると、消滅時効が完成している可能性があります。しかし、時効中断事由(返済・裁判など)が存在すると主張されることもあるので、万全を期すためには弁護士に依頼して処理した方が良いでしょう。消滅時効の場合、個人情報保護法施行前の契約であれば、信用情報から直ちに削除されるケースもありますが、一定期間情報が残ってしまうこともあります。そのため、時効が完成しているのであれば、放置せずに、早めに時効を援用することが、早期に信用情報を削除するためには重要です。