犯罪・刑事事件の解決事例
#不同意性交(強姦)・わいせつ

【性犯罪被害】職場でセクハラを受け、加害者に慰謝料を請求し、200万円を回収した事案。

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田中 克幸 弁護士が解決
所属事務所天神ベリタス法律事務所
所在地福岡県 福岡市中央区

この事例の依頼主

20代 女性

相談前の状況

職場の飲み会で身体に触られたり、キスをされるなどの性被害を受けた女性から相談がありました。女性は、勤務先に相談したものの、納得のいく対応は得られません。警察にいっても、事情聴取などで時間を取られることから、直接加害者に対して慰謝料請求することを希望しています。

解決への流れ

加害者に慰謝料を請求し、200万円で示談することになりました。事件解決までの所要期間は、約1か月ほどでした。

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田中 克幸 弁護士からのコメント

性犯罪の被害に遭った場合、基本的には、警察に相談することをお勧めしています。時間が経過すると立証が困難になることもあるからです。しかし、慰謝料請求するのに、警察に相談することは必須ではなく、あくまで示談で解決したいという被害者の方も珍しくありません。当事務所では、本件のような、犯罪被害者の方からの依頼を受けて、加害者との示談交渉を行っています。犯罪被害について慰謝料請求する場合、加害者が事実関係を否定することが珍しくありません。内容が犯罪ですから、事実を認めてしまうと、逮捕される可能性もあるからです。また、勤務先を解雇されたり、懲戒処分を受けることを恐れて、虚偽の弁解をすることもあります。そのため、性犯罪の慰謝料請求交渉は、それなりの技術や経験が必要になる分野で、慣れている弁護士であっても、訴訟で解決することを余儀なくされるケースもありますが、当事務所では、示談による解決実績が複数あります。被害者の方は、弁護士を探すのに苦労されていることが多く、加害者側の広告は沢山見つかるのに、被害者側の広告はなかなか見つからないと仰られます。被害の内容によっては、まず警察へのご相談をお勧めすることもありますが、ご相談先にお困りの場合には、お気軽にお問い合わせください。