この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
路上で人を殴ったという傷害事件で逮捕された方。当時、お酒が入っていたようですが、被害者の方はそれなりの傷害を負ってしまいました。示談したいところですが、貯金がなく、一括での支払いが困難な状況です。
解決への流れ
被害者の方に分割払いに応じていただき、示談書を締結。無事不起訴となりました。
30代 男性
路上で人を殴ったという傷害事件で逮捕された方。当時、お酒が入っていたようですが、被害者の方はそれなりの傷害を負ってしまいました。示談したいところですが、貯金がなく、一括での支払いが困難な状況です。
被害者の方に分割払いに応じていただき、示談書を締結。無事不起訴となりました。
犯罪被害者の方との示談は一括が原則です。特に、本件のように、被告人と面識のない方が被害者の場合、分割などにして、今後も関わっていくのは嫌だということで、示談できないことも多いのです。加害者は、見ず知らずの人なのですから、示談したとしても、今後支払ってくれるか不安ということもあるでしょう。しかし、傷害事件の場合、精神的な苦痛だけではなく、治療費もかかっており、分割でも良いのでいくらかでも払ってほしいという被害者の方も珍しくありません。本人の収入状況と勤務先を開示し、粘り強く交渉した結果、分割払いの示談を交わすことができ、無事、不起訴となりました。