この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
ひき逃げで死亡事故を起こし逮捕された被疑者の親族から弁護の依頼を受けました。
解決への流れ
まず、被疑者の親族に被害者の遺族への謝罪訪問を2度行って貰いました。その後、被害者の過失が大きかったのか、過失運転致死は起訴されず、ひき逃げのみで起訴されました。公判では、情状弁護に集中し、執行猶予判決を獲得しました。執行猶予判決後、懲戒解雇通知をしてきた会社を相手に労働審判を申し立て、退職金500万円を獲得しました。
公判での情状弁護では、捜査中の遺族への謝罪訪問の事実の適示と、被疑者が酒を飲めず、逃げたのが飲酒運転隠しではないことを立証し、執行猶予判決に結びつけました。執行猶予判決後は、労働弁護の経験を活かし、会社からの退職金獲得の余地があることを依頼者に告げ、労働審判を申し立てました。