この事例の依頼主
20代 男性
相談前の状況
依頼者は、通勤時に駅で盗撮を繰り返し行っていたところ、現行犯逮捕。被害者は、性加害者との接触を拒絶し、加害者への処罰感情も強かったため、早期・穏便に示談できるかどうかが問題であった。
解決への流れ
被害者に対して早急な連絡を取り、被害者の意向を確認した上で、双方当事者で可能な示談内容の調整を行った。結果的に、金額面の調整や非接触のための措置などを盛り込むことによって、示談解決ができた。
20代 男性
依頼者は、通勤時に駅で盗撮を繰り返し行っていたところ、現行犯逮捕。被害者は、性加害者との接触を拒絶し、加害者への処罰感情も強かったため、早期・穏便に示談できるかどうかが問題であった。
被害者に対して早急な連絡を取り、被害者の意向を確認した上で、双方当事者で可能な示談内容の調整を行った。結果的に、金額面の調整や非接触のための措置などを盛り込むことによって、示談解決ができた。
刑事事件の被害者は、加害者に対する処罰感情を持っており、容易には示談に応じられないという方も多いです。そのような状況下で示談を進めるためには、被害者の感情に配慮した上での示談が必要になります。この点を無視してしまうと、被害者感情は更に悪化して、示談は困難となるおそれもあります。本件では、加害者も通勤のため、駅を利用し続けたいという意向も強く、再接触のおそれもありました。しかし、示談解決のため、非接触の条項を盛り込むことは必須であったため、双方の意向を汲みとり調整することで、被害者にも納得をいただく示談を締結することができました。双方からの意向を丁寧に汲むことで、加害者・被害者双方が承諾出来る示談解決ができた事案になります。