この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
職場のパワー・ハラスメントを禁止する法律改正が行われたことに伴い、企業内でのパワー・ハラスメントの発生を予防するため、管理職向けにハラスメントに関する研修会を実施したい。
解決への流れ
弁護士2名で講師を務め、パワー・ハラスメント、セクシャル・ハラスメント、マタニティ・ハラスメントなどの具体例、ハラスメントが起きやすい職場環境や、実際に生じたハラスメント事例、それが裁判紛争になった場合の賠償金額、ハラスメントの発生を予防するための心構えについて研修を行った。
自分は大丈夫、と思っている管理職も多い。大丈夫と思っている人ほど、自分で気づかずに相手方に過度な指導を行ってしまう場合がある。あるいは逆に、パワハラは、上司から部下だけでなく、部下から上司に行われる場合もある。問題を抱えている社員に対する適切な指導に取り組むためには、継続的・定期的な研修の機会が必要。