この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
「終電で帰宅中の夫が、痴漢容疑で逮捕されたという連絡が入りました。事情が分かりませんが、某警察署にいます。無実を信じるので、すぐ対応できませんか」とのことで、速やかに接見したところ、無実を主張した。信用できる話であった。
解決への流れ
速やかに警察署へ面会に来てもらい、また、検事との交渉などをしてくれた。信じたとおり無実が判明し、勾留前に釈放されました。身柄拘束は実質3日で済み、刑罰や解雇など最悪の事態を避けることができました。
今回は、無実のケース。本当に痴漢をしていたら、このようにはいきません。逮捕直後から弁護士は接見に行けます。このケースもそうです。私が多忙でも、当法人には現在6名の弁護士がいますから、一番早く接見できる者が駆けつけます。無実だとしても、勾留が続くと、社内問題になりますし、早く釈放されたいために(虚偽の)自白をしがちです。迅速に動いた結果、被害者とされる女性が酒に酔っていたことなども分かり、それらを検事に連絡するなどして、早期釈放が実現できました。