この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
有期契約社員の雇止めについて、更新が複数回繰り返されたケースで、使用者側に契約更新を期待させる言動があった等として雇止めの効力が争われました(使用者側)。
解決への流れ
労働審判、第一審で勝訴し、控訴審において勝訴的和解により決着しました。
年齢・性別 非公開
有期契約社員の雇止めについて、更新が複数回繰り返されたケースで、使用者側に契約更新を期待させる言動があった等として雇止めの効力が争われました(使用者側)。
労働審判、第一審で勝訴し、控訴審において勝訴的和解により決着しました。
更新が繰り返し行われた有期契約社員の雇止めについては、雇止めの効力を巡り紛争となることが多く存在します。この点を意識せず更新が繰り返してしまうと、解雇権濫用の法理が類推適用され契約期間満了をもって雇止めが認められなくなる可能性があります。そのため、使用者側は日常的な労務管理に関して十分留意する必要があるといえます。解決事例では、契約条項(最終更新条項等)や労務管理の厳格性等を有効に主張・反論した結果、無事に解決が図られたものといえます。