犯罪・刑事事件の解決事例
#借地権

不要になった借地権の譲渡承諾や買取についての交渉

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星野 文紀 弁護士が解決
所属事務所川崎合同法律事務所
所在地神奈川県 川崎市川崎区

この事例の依頼主

60代 男性

相談前の状況

借地が不要になり、お金にしたい。そこで、借地権を第三者に売却することを地主に相談しているが、更地にして返すように言うだけで話にならない。

解決への流れ

当職において、受任し、地主さんと交渉したが、地主さんは賃借人が悪いと思い込んでおり、なかなか話を聞いてもらえなかった。そこで、地主に、このまま争いが継続し、借地非訟等を行った場合の帰結を説明し、話をするように説得するとともに、当事者全員が納得する解決方法を見いだし、最終的に合意を取り付けた。合意の内容は、当該土地を第三者に売却して、売却代金を地主と借地人で分けることとした。

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星野 文紀 弁護士からのコメント

不動産案件の解決方法は一つでないが、当事者は、一つの解決方法にこだわってしまい争いが解決しないケースがよくある。いろいろな可能性を検討し、発想の転換をすることによってきれいに解決することもあるので、あきらめず、いろいろな可能性を検討し、法的に可能か調査し、相手に提案することが大事である。