この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
Xさんは、強盗をしようと思い、深夜徘徊をしていたところ、警察に職務質問を受け、強盗予備罪で逮捕されてしまいました。
解決への流れ
小職は、Xさんに対して、なぜ道を踏み外すようなことになったのか、これまでの人生において、犯罪に至る分岐点はどこにあったのかをじっくり考えるように指示しました。犯罪に至った原因を深く考えられなければ、そもそもどうして更生していくのか方法を見つけることはできないからです。そして、考えたことを、Xさんは尋問でしっかりと供述することができました。また、Xさんの母親とも、社会復帰後のXさんの更生方法を検討し、証人尋問において、しっかりと供述することができました。その結果、Xさんは執行猶予判決を得ることができました
刑事弁護をするうえでは、被疑者に反省を促すことも弁護士の役割であると考えています。なぜ犯行に至ったのか、原因を探求し、更生の方法を考えていくことが大切です。