この事例の依頼主
20代 男性
相談前の状況
Aは、近隣の大型量販店から、プラモデル等を盗んで、近隣の中古販売店で換金するという行為を繰り返していました。そして、ある日プラモデルを盗んで駐車場に向かっているところ、警備員に見つかり、逮捕されてしまいました。
解決への流れ
私は、弁護人として、複数の店舗と示談交渉をしたところ、1店舗だけ示談に応じてもらうことができました。公判では、本人がしっかり反省していることを示せたこと、保護者が情状証人として管理監督を約束してくれたこと、被害者の一部と示談が締結できたことなどから、執行猶予付きの判決となりました。
1件であっても被害弁償できたことがAさんにとって有利に働きました。また、ご家族の「Aさんを立ち直らせたい」という気持ちが、Aさん自身にも伝わり、とてもよかったと思います。