この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
離婚が成立した後からの受任。離婚調停中に財産分与について協議がまとまらず,離婚を先行させていた依頼者。しかし,相手方は財産分与の協議に応じる気配なし。
解決への流れ
相手方が保有してる多額の金融資産について,解約・隠匿のおそれがあったことから,速やかに審判前の保全処分を申し立てる。審判においては,自営業者である相手方から,独自の才覚による寄与率70%~の主張があったが,2分の1ルールを変更するべき特段の事情なく,依頼者の言い分にほぼ沿った審判。相手方からの抗告もなく,確定。3800万円以上の財産分与を獲得しました。
時効にかかっては大変です。離婚に関する紛争はいちどに解決したいものです。