4020.jpg
<STAP問題>小保方さんの指南役、笹井芳樹副センター長が記者会見で謝罪
2014年04月16日 15時15分

英科学誌「ネイチャー」に掲載されたSTAP細胞論文の共著者で、理化学研究所(理研)発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子ユニットリーダーの上司にあたる、笹井芳樹副センター長が4月16日、東京都内で記者会見をおこなった。笹井副センター長は、「大変多くの混乱と、齟齬による多くのご心配、疑惑を招く事態となりましたことを心からお詫び申し上げます」と謝罪した。

笹井副センター長は、ネイチャー論文の責任著者の一人。小保方リーダーを実質的に指導する立場だったとされている。STAP細胞の発見を公表した1月末の記者会見でも、「私たちとしては『がんばれ小保方!』ということで」などと話し、小保方リーダーを全面的にバックアップしていく姿勢を示していた。

だが、その後、論文をめぐって不自然な点が数多く指摘された。理研の調査委員会が調査を進めた結果、笹井副センター長自身は研究不正をおこなっていないが、その立場や経験から「責任は重大」と判断された。論文の疑惑が発覚してから、理研の関係者が相次いで記者会見を開いてきたが、笹井副センター長はこれまでの会見に出席していなかった。

(弁護士ドットコムニュース)

英科学誌「ネイチャー」に掲載されたSTAP細胞論文の共著者で、理化学研究所(理研)発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子ユニットリーダーの上司にあたる、笹井芳樹副センター長が4月16日、東京都内で記者会見をおこなった。笹井副センター長は、「大変多くの混乱と、齟齬による多くのご心配、疑惑を招く事態となりましたことを心からお詫び申し上げます」と謝罪した。

笹井副センター長は、ネイチャー論文の責任著者の一人。小保方リーダーを実質的に指導する立場だったとされている。STAP細胞の発見を公表した1月末の記者会見でも、「私たちとしては『がんばれ小保方!』ということで」などと話し、小保方リーダーを全面的にバックアップしていく姿勢を示していた。

だが、その後、論文をめぐって不自然な点が数多く指摘された。理研の調査委員会が調査を進めた結果、笹井副センター長自身は研究不正をおこなっていないが、その立場や経験から「責任は重大」と判断された。論文の疑惑が発覚してから、理研の関係者が相次いで記者会見を開いてきたが、笹井副センター長はこれまでの会見に出席していなかった。

(弁護士ドットコムニュース)

新着記事
一般的なニュースのサムネイル

同性婚訴訟、東京高裁が「合憲」判断 全国で唯一判断割れる結果に…弁護団「きわめて不当な判決だ」

性的マイノリティの当事者が、同性同士が結婚できないのは憲法に反するとして、国を訴えた裁判(東京2次訴訟)の控訴審で、東京高裁(東亜由美裁判長)は11月28日、現行法の規定を「合憲」と判断した。

一般的なニュースのサムネイル

最高裁で史上初の「ウェブ弁論」、利用したのは沖縄の弁護士「不利益にならない運用を」

裁判の口頭弁論をオンラインで実施する「ウェブ弁論」が今月、初めて最高裁でおこなわれた。

一般的なニュースのサムネイル

夫の「SM嗜好」に苦しむ妻、望まぬ行為は犯罪になる?離婚が認められる条件は?

パートナーの理解を超えた「性的嗜好」は、離婚の正当な理由になるのでしょうか。弁護士ドットコムには、そんな切実な相談が寄せられています。

一般的なニュースのサムネイル

国分太一さん「答え合わせしたい」日テレの拒否は「適正手続」の観点から問題?

コンプライアンスの問題を理由に番組を降板し、活動を休止していた元TOKIOの国分太一さんが、11月26日に東京霞が関で記者会見を開きました。

一般的なニュースのサムネイル

国分太一さん「録音の削除求められた」消さないと違法だったの?弁護士が解説

解散したアイドルグループ「TOKIO」の国分太一さんが11月26日、東京都内で記者会見を開き、日本テレビ側から番組降板を告げられた際、会話を録音しようとしたところ、同席した弁護士からデータの削除を求められたと明らかにした。一般論として、法的に録音の削除に応じないといけないのだろうか。

一般的なニュースのサムネイル

「サケ漁はアイヌ文化の主要な部分」日弁連、アイヌ施策推進法の改正求める意見書

日本弁護士連合会(日弁連)は11月20日、「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」(アイヌ施策推進法)の5年見直しに際し、アイヌ集団の権利保障やサケ漁の権利の法整備などを求める意見書を公表した。同法附則第9条の見直し規定に基づき、文部科学大臣や農林水産大臣など関係機関に提出した。

もっと見る