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東大阪セブン店主「店から締め出されないよう、泊り込む」、契約解除問題で法的措置も
2019年12月27日 16時26分

セブン-イレブン・ジャパンから契約解除を通告されている東大阪市のセブンオーナー松本実敏さんが12月27日、都内で記者会見を開き、双方の弁護士も交え、12月29日に大阪で本部と話し合うことになったと明かした。

セブン本部は12月20日、客からのクレームの多さと本部に対する誹謗中傷ツイートを理由に、10日以内に改善がなければ、年内で契約を解除すると通告している。

松本さんは「改善の意思がある」と本部に回答。円満な解決を望んでいるが、もし契約解除になるなら、法的措置をとるとともに、店から締め出されないよう、12月30日の夜から店に泊り込むことも検討するという。なお、その場合でも1月1日は休業する考えだ。

セブン-イレブン・ジャパンから契約解除を通告されている東大阪市のセブンオーナー松本実敏さんが12月27日、都内で記者会見を開き、双方の弁護士も交え、12月29日に大阪で本部と話し合うことになったと明かした。

セブン本部は12月20日、客からのクレームの多さと本部に対する誹謗中傷ツイートを理由に、10日以内に改善がなければ、年内で契約を解除すると通告している。

松本さんは「改善の意思がある」と本部に回答。円満な解決を望んでいるが、もし契約解除になるなら、法的措置をとるとともに、店から締め出されないよう、12月30日の夜から店に泊り込むことも検討するという。なお、その場合でも1月1日は休業する考えだ。

●「10日で改善を判断できる?」

松本さんは本部に対し、1月1日の休業を宣言していた。

「(契約解除の理由は)元日休業だと思ったら、クレームの多さが理由でびっくりした」(松本さん)

また、クレームの内容について、本部の経営相談員(OFC)からその都度報告がなかったとも明かした。クレームがブランドイメージを毀損するのであれば、都度指導し、時間をかけて改善を目指すという方向性も考えられる。

松本さんを支援するコンビニ関連ユニオンの鎌倉玲司書記長は、「改善したかどうかは1週間で判断できない。やりとりの積み重ねの中で改善される。経過を見るとしても、時間がないとおかしい」と指摘した。

●記者「なんでセブンにこだわるんですか?」

松本さんに対し、会場の記者から「なんでセブンにこだわるのか」と質問が飛ぶ場面もあった。

これに対し、松本さんは「実はあまりこだわっていない。解除を通告され、やめてもいいかと思ったこともあった」と明かした。

しかし、周囲から「自分のためにしてきたのか(声をあげてきたのか)」「(松本さんがやめたらコンビニが変化する)機運が押さえつけられるのではないか」といった反応があったという。

「自分の店のためでもあるが、24時間年中無休の営業で苦しんだり、亡くなったりしている人もいる。それがないようにしたいから(声をあげ)始めた。オーナーでいることに意味があると思う。そういう人たちと一緒に(コンビニ業界が)良くなるようにやっていきたい」

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