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コンドーム人気の「オカモト」、中国の劣悪な「模倣品」に悩みも…増収決算
2018年11月08日 15時11分

ゴム製品大手の「オカモト」(東京都文京区)が11月7日に発表した2019年3月期中間決算は、増収減益。主力のコンドームの売れ行きが引き続き好調で、業績を支えた。「オカモトゼロワン」を中心とする薄型商品の販売が人気といい、海外向けも勢いがあったという。

ゴム製品大手の「オカモト」(東京都文京区)が11月7日に発表した2019年3月期中間決算は、増収減益。主力のコンドームの売れ行きが引き続き好調で、業績を支えた。「オカモトゼロワン」を中心とする薄型商品の販売が人気といい、海外向けも勢いがあったという。

●浣腸商品もよく売れた

売上高は前年同期に比べ7.3%増えて457億円、営業利益は3.0%減って48億円だった。コンドームなど生活用品セグメントの売上高は8.7%増の162億円、営業利益は20.8%増の36億円。コンドームだけにとどまらず、浣腸商品の売れ行きもよかった。

オカモトゼロワンなどのコンドーム商品は、品質の高さが人気を呼び、訪日客が日本国内の量販店で大量購入する光景も見受けられる。中国などに輸出もしており、現地でも評価が高い一方、劣悪な「模倣品」が出回っていることに悩んでいるという。オカモトの担当者は「中国当局も取り締まっていると思うが、模倣品を追いきれない」と話す。

(弁護士ドットコムニュース)

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