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「STAP細胞を確認できなかった」理研が記者会見で「正式発表」 小保方さんは欠席
2014年12月19日 10時58分

STAP細胞の有無を確かめるための検証実験を進めていた理化学研究所は12月19日、東京都内で記者会見を開いた。小保方晴子研究員による検証実験と、丹羽仁史・副チームリーダーを責任者とする検証実験のいずれも、「STAP細胞の存在を確認できなかった」と発表した。

これらの検証実験を統括する相澤慎一チームリーダーは記者会見で「丹羽責任者によって4月から8カ月間、小保方研究員によって9月から3カ月間実験を進めてきたが、STAP現象を確認できなかった。この時点で検証実験を終了する」と述べた。会見には、小保方研究員は出席しなかった。

iPS細胞につづく新たな万能細胞として注目を集めたSTAP細胞の研究論文をめぐっては、理研が今年4月、「研究不正」があったと認定した。STAP細胞の存在自体にも疑義が投げかけられため、論文の著者の一人でもある丹羽氏が中心となって検証実験を進めたが、今年8月、論文通りの方法ではSTAP細胞を作れなかったとする中間報告を発表していた。

一方、小保方研究員は今年4月の記者会見で、論文について不備があったと認めながらも、STAP細胞の存在については、「200回以上、作製に成功しました」「STAP細胞はあります」と明言。小保方研究員自身の手によって、STAP細胞が再現できるのか注目されていた。

小保方研究員の検証実験は、当時所属していた理研の発生・再生科学総合研究センター内で行われ、監視カメラの設置や第三者の立ち会いのもとに進められた。

(弁護士ドットコムニュース)

STAP細胞の有無を確かめるための検証実験を進めていた理化学研究所は12月19日、東京都内で記者会見を開いた。小保方晴子研究員による検証実験と、丹羽仁史・副チームリーダーを責任者とする検証実験のいずれも、「STAP細胞の存在を確認できなかった」と発表した。

これらの検証実験を統括する相澤慎一チームリーダーは記者会見で「丹羽責任者によって4月から8カ月間、小保方研究員によって9月から3カ月間実験を進めてきたが、STAP現象を確認できなかった。この時点で検証実験を終了する」と述べた。会見には、小保方研究員は出席しなかった。

iPS細胞につづく新たな万能細胞として注目を集めたSTAP細胞の研究論文をめぐっては、理研が今年4月、「研究不正」があったと認定した。STAP細胞の存在自体にも疑義が投げかけられため、論文の著者の一人でもある丹羽氏が中心となって検証実験を進めたが、今年8月、論文通りの方法ではSTAP細胞を作れなかったとする中間報告を発表していた。

一方、小保方研究員は今年4月の記者会見で、論文について不備があったと認めながらも、STAP細胞の存在については、「200回以上、作製に成功しました」「STAP細胞はあります」と明言。小保方研究員自身の手によって、STAP細胞が再現できるのか注目されていた。

小保方研究員の検証実験は、当時所属していた理研の発生・再生科学総合研究センター内で行われ、監視カメラの設置や第三者の立ち会いのもとに進められた。

(弁護士ドットコムニュース)

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